新しい歴史教科書を作る会

最終更新 2001/8/17
西尾幹二・電気通信大学教授が主宰する会。1997年西尾教授、作家たちにより発足
1997年度歴史教科書に一斉に取り上げられた「従軍慰安婦問題」の削除を求め、「新たな歴史教科書を作り歴史教育を立て直す」と宣言してスタート

会が編集した2002年度以降用の中学歴史、公民の教科書を扶桑社が出版している。近代史の歴史認識で従来の教科書とは一線を画す編集内容となっているため、国内外で議論の対象となった
会は採択10%を目指し、各地方自治体に対して教科書採択が教師主導ではなく、本来の教育委員会主導で行われるよう求めた。

2001年
4月3日、検定合格。検定意見がついた歴史137項目、公民99項目を修正したことで合格となった。 4月25日、和田春樹東大名誉教授らが事実に関する部分だけでも51箇所の誤りがあると指摘、修正を求める声明を発表した
5月8日、大韓民国はつくる会の歴史教科書について25箇所を修正するよう日本政府に申し入れた
6月10日「市販本 新しい歴史教科書」が店頭で発売された

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世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2001年4月