愛・地球博


【あい ちきゅうはく】愛知県で開かれた環境に配慮した万国博覧会

正式名称:2005年日本国際博覧会
略称:愛知万博
愛称:愛・地球博
開催地:長久手町、豊田市、瀬戸市にまたがる会場
目標集客数1,500万人(当初見込み4,000万人を1500万人に下方修正)
122か国が出典

トピックス
冷凍マンモスを展示した「マンモス・ラボ」の人気が高かった
園内では持ち込み弁当を広げることができ、幼保園の遠足が行われていたが、雨が降ると雨宿りできる場所がないことが不評だった
「国際赤十字・赤新月館」にMr.childrenがメッセージ・ソングとして「タガタメを提供した ※2
ボランティアセンターに2.7万人が登録した ※2
ボランティア
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【 時系列の記録 】

1995年
5月12日、「海上の森」に絶滅危惧種(当時)オオタカの営巣が確認される
6月、長久手町をメイン会場とする変更計画の検討が始まる ※2
1997年6月12日
第121回BIE総会(モナコ開催)で日本・愛知開催が決定
2000年
4月、当初「海上の森」だけで開催予定だったが計画修正。海上の森、長久手町開催とし、跡地を住宅地にする計画も断念
12月、BIE総会で愛知万博が承認される ※1
2005年
2月、中部国際空港が開港
3月、日本国内の商用リニアモーターカーリニモ」が開通
3月25日、開会
6月13日、FCバルセロナデコが来場。 スペイン館訪問 ポルトガル館前で臨時サイン会を開催
6月13日、入場者数750万人を超える。目標の50%に10日速いペースで到達
8月18日、来場者1500万人到達、当初の目標を達成
9月25日、閉幕(185日間) 来場者2,205万人
閉幕後はすべての施設が撤収され、元の森に戻された

愛・地球博のチケット(普通入場券)には0.4mm角のICチップが内蔵されている。券面に印字された12桁の番号でインターネット予約すると、入場した際、ICチップから12桁の番号を読み取り予約が成立する。ネットオークションでの予約権利売買の抑制策としても効果をあげている
参考文献
※1「虚飾の愛知万博」前田栄作 光文社 2005年2月
※2「万博100の物語」久島伸昭 ヨシモトブックス 2022年6月

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