沖縄サミットを記念して、2000年7月19日に発行された日本銀行券
概要
■デザイン:おもてが「沖縄首里城の守礼門」、うらが「源氏物語絵巻」第38帖「鈴虫」と紫式部
トピックス
■会費や割り勘の支払いに使うと、皆の目が輝き笑顔になる。〜2020年1月記〜
■沖縄県以外の小売店ではまったくと言ってよいほど流通していない。〜2020年1月記〜
■入手方法は銀行窓口で預金の払い出しを受ける際「2000円札でお願いします」と求めた場合に限られている。
〜2007年8月記〜
【時系列の記録】
- 1999年10月5日
- 小渕首相が沖縄サミットまでに発行するよう指示。新額面紙幣の発行は1万円札以来42年ぶり
- 2000年7月19日
- 発行
- 発行2日後、おもての番号が左上はJ、右下がLとミスプリントされた紙幣が9000枚、うち三重県の地銀支店から流通したものが5000枚あることがわかった
- 2000年9月13日
- 裏向きの記番号が写った紙幣が神戸市でみつかったが、大蔵省印刷局は「他の紙幣のインキが写ってしまうことも含めてあり得ない」とコメント
- 2002年7月18日
- 日銀は3億枚が流通し4億5千枚が金庫に眠っていると発表。コンビニ設置のATMで2千円札対応機が増えたため少しは出回り始めた
銀行で両替をしてもらうには伝票に住所氏名を書いて窓口に並ばなければならない
- 2004年8月
- 全国発行高※ 5億1,300万枚
- 2004年11月
- 新千円、五千円、壱万円発行
- 2007年3月末
- 8億8000万枚製造したうち、7億2405万枚を日銀本支店で保管していると公表
- 2020年6月末
- 全国発行高※ 9,700万枚
- 2024年
- 紙幣刷新の対象から外れている
※全国発行高:市中に出回る紙幣の量