【仕事の中身】
高齢者、心身障がい者の家庭を訪問し日常生活の世話をする。1回30分程度、1日1回のお手伝いと言うパターンが多い
【現場での軋轢】
医療行為、理容行為は認められていない。介護を受ける本人以外の洗濯、食事の世話をしてもいけない
ヘルパーと利用者の人間関係が良好な場合はいいのだが、一度疑心暗鬼が生まれると、利用者側は介護保険料を払っているんだから使い切らなければ損と無理難題を要求する
とても気苦労が多く辛い仕事なので、今のように収入が低いままだとヘルパーはさらに高齢化するだろう
【仕事をするのに必要な資格】
ホームヘルパー1級、2級、3級
【資格の取得方法】
自治体から委託された民間業者が主催する講義を、下記の時間数、受講する
■ 1級・・・230時間
■ 2級・・・130時間
■ 3級・・・ 50時間
2級から受講できる。78%のヘルパーが2級の資格で働いている。看護婦には自動的に1級の資格が与えられる
【資格をとる前提条件】
経歴など、特に問われない
子供が小さく短い小間切れの時間で働きたい場合には都合の良い職種。2000年4月介護保険スタート時点で約17万人、2003年3月、17.8万人が登録されている
→新ゴールドプラン
参考文献
〜「ホームヘルパー消滅の危機」ヘルスケア総合政策研究所 日本医療企画 2001年5月20日初刷