過労死


働き過ぎで死に至ること

概要
脳・心臓疾患による突然死が多い
急性心筋梗塞、急性心不全、くも膜下失血、脳出血が大半を占める
自殺も含まれる
疲労感なき疲労の蓄積が危険
日本語英語として海外に紹介されている

過労死の定義
過労死等防止対策推進法第2条
「業務における過重な負荷による脳血管疾患若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害」

【時系列の記録】

1990年代後半
ワークライフバランスという概念が米国で語られ始めた
2002年1月
オックスフォード英語辞典(オックスフォード大学出版局)オンライン版に karoshi(death from overwork)が掲載された
2015年度
認定*1件数 厚労省公表
脳・心臓疾患 96件
精神障害に関する事案 未遂を含む自殺件数 93件
2016年
電通社員の自殺(2015年末)が社会問題化。ワークライフバランスが労使間でキーワードとなった

*1 労災の認定とは
労災補償請求があり、支給決定されること


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世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2017年4月