7.初七日
死んだ日も入れて七日目におこなう法要
10月1日に亡くなった場合、10月7日が初七日
「法要」とは僧侶にお経をあげてもらい、焼香すること
→葬式講座
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■遠方から来ている親戚が、初七日にももう一度足を運ぶのは難しいので、告別式の後、顴骨法要と一緒に行うことが多い
■場所:寺院、斎場<火葬施設がある場合>、自宅のいずれか
■次第
僧侶の読経
焼香
講話
→正座で足がしびれない方法
■初七日法要の後は、お斎をおこなう
お斎は一般的に「精進おとし」と言われている
喪主が主催して、僧侶、親戚、葬儀で世話になった人をもてなす
近親者に献杯の音頭をとってもらう
費用は喪主が支払う
呼ばれた客は会費などを包まない
僧侶がお斎を辞退した場合は、御膳料を包む。目安は 5,000円または10,000円
僧侶がお斎の席から退席する際は、お車代を包む。目安は 5,000円
浄土真宗では、忌明けといった区切りを設けないため「精進明け」とは言わない。席を設けるときはお斎と表現する
■初七日から四十九日までは、七日毎に法要をおこなう
これを省略する家が多い
初七日の七日後を二七日〜ふたなのか〜、その七日後を三七日〜みなのか〜というように、七日の前につく数字が増えていき、七回目が7×7で四十九日
この七日ごとの法要のもつ意味について「浄土真宗」花山勝友著 に以下のように書かれている
<以下要約>
「輪廻してどこに生まれるかは、この世にて為してきたことで決まる
ただ、遺族としてはよりよい世界へ生まれさせてあげたいと四十九日までの間、
七日毎の法要をおこなってきた
七日毎に死者に対する裁判が行われるので、その都度、この世から読経という善事を届けることで、裁判を少しでもよい方向へとの願いがある」
<要約おわり>
浄土真宗では、この世で既に御仏になることが約束されており、命終と同時に浄土に往生する。ゆえに、七日ごとの裁判という考え方はない
→初月命日と命日と祥月命日
→ど素人!仏教講座
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Copyrightしらべる 今日の更新 初出2009年11月