東日本大震災後、ランニング大会を中止にして、集めた参加費を義援金に転用した大会について
転用の特徴
■参加者への了解はとっていない
■事前に目的外利用を承諾するような要項ではない
■「参加者から、参加費は義援金に充てて欲しいという暖かい声が多く寄せられた」ことを、転用の根拠として挙げている
転用した大会
- 3月20日
- 板橋Cityマラソン2011
*参加者に無断で転用
- 3月26日
- 伊豆大島一周マラソン
*参加者に無断で転用
- 3月27日
- 佐倉朝日健康マラソン
*参加者に無断で転用
- 4月10日
- 焼津みなとマラソン
*参加者に無断で転用
この大会だけが、ネット上でやり玉に挙がっている
asahi.com が参加者のクレームを報じたためである
(以下、asahi.comより引用)
>静岡県の焼津みなとマラソン大会を中止した主催者が、困惑している
中略
>約1万人が支払った参加料を返還せず、被災者のために
>一部を義援金として送ろうとしたところ、 参加申込者から
>「本人の意思でするもの」などと苦情が相次いだからだ
- 4月17日
- 長野マラソン
大会の中止発表と義援金転用の発表が同時だった
*参加者に無断で転用
*他大会は経費を差し引いており主催者の懐は痛まない。長野だけは経費を差し引かず全額を義援金に回した
- 4月17日
- かすみがうらマラソン
*参加者に無断で転用
対応が不明確な大会
- 4月3日
- 四万十桜マラソン
*参加者にアンケートを配布して意見を聞いた。その後の経過は不明
全額返金した大会
- 3月20日
- 宿毛花へんろマラソン
*ホームページで救援物資を送ったことを公表。物資費用と返金手数料は主宰者が負担したと思われる