→エイド
■主催者に無許可で行われる
ボランティア行為としては認められていない
■費用は提供者の自己負担
■コース後半に出ていることが多い
レース後半、応援の列が途切れた寂しい場所、スタミナ切れした5時間超えのランナー、この3つの条件と私設エイドはマッチしている
5時間を切るようなランナーは元々、エイドでの補給で事足りている
大会事務局が飲食物の量を読み間違えると、エイドではそうした速いランナーが飲食物を消化してしまい、遅いランナーには何も残っていないことがある
そこに登場したのが私設エイド
ゆえに、速い時間帯のランナーに飲食を振る舞うのは、マラソンにはミスマッチな行為
私設エイドの禁止について
■無認可で行うランナーへの援助は、ルールで禁止されている
飲食の提供は選手への援助にあたるため、陸連登録者が私設エイドを利用すると失格になる
■大半の大会が黙認している
黙認している大会では、私設エイド利用によって一般参加者が失格になることはない
■私設エイドを公認している大会はない
◆もしも食中毒などの事故があっても、主催者の責任を問うのは筋違い
自分がどれくらいの給食が必要かは自分で把握し、必要なものはウェストポーチに入れて走るのが、マラソン・ランナーの心得
私設エイドの利用は、提供者とランナーの信頼関係、ランナーの自己責任のうえに成り立っている