関門


道路・施設使用許可時間内に競技を終えるために設けられた、コース途中の競技中止地点

概要
大会規則として、スタートからの距離、閉鎖時刻が事前に周知される
閉鎖時刻までに関門を通過できなかったランナーは、そこで即刻競技中止となる。記録はDNF
閉鎖時刻になると、大会係員が関門に立ち競技を中止するようランナーを制止する。関門にはロープが張られることもある

閉鎖時刻は時刻で設定される。スタートからの時間はグロスタイム
ロスタイムの救済はない
【例】
第一関門の閉鎖時刻が号砲から1時間0分後の場合、そこで関門が閉鎖される
スタートブロックからスタートラインに到達するまでに20分のロスタイムがあった場合、そのランナーの第一関門制限時間は実質40分となる

遅いランナーほど制限時間が短くなるというのは辛いところだが、それがど素人ランナー宿命
スタートの整列で遅いランナーを前に並べると、スタート直後の混雑の中、後ろからきた速いランナーとの接触事故の危険性が高い

関門の制限時間を超えても歩道に上がれば走り続けてよいという大会があるが、完走扱いにはならない

【時系列の記録】

2015年10月
第33回新潟シティマラソンでは第9関門を3分早く締めるという手違いがあった。
この関門は「新潟市歴史博物館付近 38.2km地点 12時32分」と事前周知されていたが、当日になり500m先の38.7km地点での実施となった。そのため距離調整時間をくわえて12時35分を閉鎖時間とすべきところ、予定通りの12時32分に閉鎖。 この3分でDNFとなったランナーで申告者には参加費返還の措置がとられた



2005年から毎日1話ブログ「しらべるが行く」

世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2012年4月 最終更新 2015/11/21