しらべるマラソン講座

LSD


Long Slow Distance
速さを問わず、長い時間、長い距離を走るトレーニング

LSDはどれくらいゆっくり走ればよいか?

LSDの効能
眠っている毛細血管を起こし、マラソンの持久力がつく。
毛細血管が拡張されると、酸素を筋肉のすみずみまで送る経路ができる。
本来、脂肪はエネルギー変換効率が悪いが、LSDのような低負荷トレーニングにより、脂肪を走るエネルギーに換える効率がよくなる。
そうなると、早いペースで走っても脂肪を使う比率が上がり、グリコーゲンをレース後半に温存できる。

体重1kgを1km運ぶのに1kcal必要
マラソンは体重60kgの場合、2500kcal
グリコーゲン貯蔵量はエリートで1800kcal 素人は1500kcal
マラソンで使うのは糖質(グリコーゲン)と脂肪
グリコーゲンが残り20%くらいになると、体がきつくなる。

「10km走」といった距離を決めて任意の速さを求める練習ばかりでは飽きてしまう。定期的に時間を決めて速さを問わない練習(LSD)を入れるとよい。

距離を決めた練習では「決まったコース」を走らねばならない(*1)
決まったコースとはいつものコースであり、1週間もすれば飽きてくる。LSDでは「ちょっとこっちに行ってみよう」「30分過ぎたからそろそろ家に向かって走るか」といった探索の楽しみがついてくる。
*1 走った距離を表示する時計が実売価格3万円弱で販売されている。それを買えば、気まぐれなコースでもおよその距離を把握できる。
マラソンにGPS時計が必要な理由

その他の「LSD」という言葉
自動車部品〜リミテッドスリップデフ
1960年代の覚せい剤





毎日1話ブログ「しらべるが行く」

Copyright しらべる 初出2006年1月 最終更新 2016/1/24