高橋尚子
最終更新 2009/4/13
【たかはし なおこ】走る歓びを伝えることを生き甲斐とする市民ランナー
【略歴】
- 1972年
- 5月6日、岐阜県岐阜市生まれ
- 1994年
- 大阪学院大学卒。小出義雄監督に師事 リクルート入社。入部歓迎会で裸の体じゅうにアルミ箔を巻いて「オバケのQ太郎」を歌ったことから「Qちゃん」のニックネームがつく
- 1997年
- 小出監督と共に積水化学に移籍
- 1998年
- アジア大会 2時間21分47秒(日本最高)で優勝
- 2000年
- 3月、名古屋国際マラソンで優勝、五輪代表権獲得
9月24日、シドニー五輪女子マラソン「金」メダル
陸上女子全体でも初めての金メダル。ナンバーカード「2338」、タイム2時間23分14秒(五輪記録を16年ぶりに更新)リディア・シモンをサングラスを投げた後のスパートで振り切った
レースで履いた靴はアシックス三村仁司の作。両足の長さが8mm違う高橋に合う靴を、違和感を嫌って拒んでいた本人に内緒で作り履かせていた
10月27日、国民栄誉賞受賞が決まり30日受賞
その後調整不足で駅伝を2戦連続欠場
- 2001年
-
2月10日、著書「風になった日」幻冬舎 発表
2月18日、青梅マラソン女子30キロ 1時間41分57秒(日本最高)で優勝
4月2日、日本陸連がプロ資格を承認
9月30日、ベルリンマラソン 世界最高記録
ナンバーカード「F9」 タイム2時間19分46秒。ペースメーカー2人、ガードランナー3人を付けた
翌週のシカゴマラソンに2週連続出場を志願したが陸連に却下され、そのレースでキャサリン・ヌデレバ(ケニア)〜高橋と同い年〜が2時間18分47秒を出し記録更新
- 2002年
- 9月29日、ベルリンマラソン優勝 ナンバーカード「F3」 タイム2時間21分49秒。ペースメーカーはつけなかった
11月、肋骨疲労骨折
- 2003年
- 11月16日、東京国際女子マラソン出場、2位に終わる
- 2004年
- 3月15日、アテネ五輪代表3人枠から漏れる。陸連関係者から内定をにおわされ、大阪、名古屋のレースを回避したことが、裏目に出た
- 2005年
- 6月、小出監督の元を離れチームQを結成。前月でスカイネットアジア航空との契約が切れ、ファイテンと契約。RAKUWAネックブームの発端となる
11月20日、東京国際マラソン優勝
- 2006年
- 11月19日、東京国際マラソン出場 土佐に敗れ3位に沈む
- 2008年
- 10月、現役引退を発表。今後は「ジョガー高橋尚子として50歳、60歳になっても走りたい」と話した
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