マラソンのルール


マラソンのルール

【コース設定の規制】

高低差
42.195kmの1,000分の1以下
ゴールに向かって標高が著しく低いと、コース全体が下り坂となり、好条件となってしまうため(2004年改訂)

追い風・向かい風
スタート地点とゴール地点の距離は、42.195kmの50%以内
コースが一定方向の場合、レースが終始追い風となり、好条件となってしまうため(2004年改訂)

距離:42.195km
なぜ42.195なのか?→マラソンの歴史

これらのルール設定により、2004年から「**最高記録」ではなく「**記録」が公認されるようになった
世界最高記録→世界記録 または 世界新記録

【計時】

1秒未満は切り捨て
コンマ*秒という記録はない
トルソーの通過をもってゴールとする

【援助の規制】

援助の禁止
ランナー以外が、ランナーに触れて援助した場合、ランナーが失格となる
所定のエイド以外の私設エイドで、給水、給食をした場合、ランナーが失格となる
ただし、市民マラソンの場合、厳密に適用されていない

マラソンと失格

【ランナーへの規制】

ドーピング禁止
代走禁止
コースを離れた場合、離れた地点からコースへ復帰する
沿道のトイレに立ち寄った場合、コースを離れた地点よりもゴールに近い地点からコースへ復帰すると失格

マラソンと失格

【設営】

国際レースでは、5km毎にエイドを設けなければならない

【ローカルルール】

市民マラソン大会では、主催者が大会独自のルールを決めて、競技者に事前に周知する
ゴール制限時間
コース途中に関門とその制限時間
仮装の不許可

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世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2008年6月 最終更新 2015/5/7