2006年5月9日、7.0ベータ2日本語版がリリースされた
メジャーバージョンアップは4年9ヶ月ぶり。IE6では前バージョンからの使い勝手の向上がなかったが、IE7は格段に便利さが増した
2009年3月、マイナーバージョンアップ版のIE8が出た
【IE7とIE6の違い】
7.0ベータ2日本語版で検証
■使い勝手
・IE6以前とホーム、更新ボタンの位置が変わった。1年経ってもまだ慣れない。不便
・タブで複数のページを切り替えて見られるようになった。エクセルのシートのような感覚。便利
・ウェブページが新しいウィンドウを開く動きでは、新しいウィンドウではなく新しいタブができる。大きさが一定なので便利
・ウェブページ上のURL(ハイパーリンク)をクリックするとポップアップ広告と見なされてブロックされる。[Ctrl]を押しながらクリックすると新しいタブができて、そこで開く
■ポップアップロックが厳しくなった
webアプリケーションで、カレンダーなどの小さいウィンドウが新たに開く場合、それがロックされてしまうことがある。ただし、ポップアップブロックを解除すれば使うことができる
■OSがWindows2000のパソコンでは使えない
Windows2000のパソコンにインストールしようとすると「このパッケージでお使いのオペレーティングシステムはサポートされていません」と表示される
■デフォルトのサーチエンジンは MSNSearch がセットされている
ユーザーがヤフーやGoogleに替えることができる
Googleはデフォルトが MSNSearch になっている仕様にクレームをつけたが、ベータ2日本語版では、そのままリリースされた
■IE6で Googleツールバーをインストールしていた場合
デフォルトのサーチエンジンはgoogleがセットされる。Googleツールバーは3段のメニューバーの2段めにセットされる。Googleの検索窓が2つ並ぶことになるので、IE標準のサーチエンジンはヤフーに替えるとよい
新たにヤフーをデフォルトにセットすると、選択していないのにも関わらず MSNSearch、MSDN が候補リストに加わる
■2つのタブを開いた状態でホームページの設定をすると、ie起動時に2つのタブが開く
↓
ツール>インターネットオプションを開くと、ホームページに2行のURLが並んでいる。ここで[現在のページを使用]>[ OK ]
【解説よりも解決】
■outlook expressでメール本文に書いてあるURLをクリックしてもIE7が開かない
↓
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IE7の設定を変更する
↓
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ツール>インターネットオプション
↓
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プログラムのタブ
↓
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既定のWebブラウザ[既定とする]をクリック
ブラウザー上の入力で登録語が反映されない
2008年2月13日、Microsoftが自動更新による配布
IE7はこなかった
(しらべるが行く)