壇上に立ったとき話を聞いてもらう方法

最終更新 2013/9/15
同窓会、懇親会、結婚式、送別会、朝礼などで壇上に立ちスピーチをする時、注目を集めてしーんとして話を聞いてもらう方法

その時の状況に合わせて、以下の中から組み合わせて使う

壇上に上がる
つまずいてこける
司会者に、自分で考えた紹介原稿を渡して、それを読んでもらう
まず、ゆっくりお辞儀する

話し始め
大きな声の挨拶からはいる
「なんだか、変なやつが出てきたぞ」と思わせて、雑談を止める
「えー」で入らない
考えをまとめてきていない奴だと、すぐにばれて聞き手の関心が消える
「ただいま紹介にあずかりました」で入らない
ステレオタイプなやつが出てきたと思われて、聴衆が雑談へ帰っていく
最初の第一声でぼける
楽しい話が始まりそうだという予感を聞き手に抱かせる
話が長くなることを予感させない
「結婚には三つのSがあります」と言われると、わっ3つもあるのかよとげんなりする
言い訳で入らない
「急に言われたのですが・・」「なにも考えて来ていないんですが」と言われた聞き手は、すぐに帰って欲しいと思っている
説明で入らない
「手短にお祝いを申しあげます」「それでは**について、ご説明します」というお座なりな枕詞で、聞き手の思考が止まってしまう
いきなり、立て板に水のように流ちょうに話さない
話がうまい人という印象をはじめに与えると、聞き手の緊張が解ける。「おいおい、大丈夫か?」と心配をかけるくらいの方がよい

中段
事例の紹介、たとえ話など"仮想"の話をして、聞き手に右脳を使わせる
右脳でイメージが膨らむと、長い話も苦にならずに聞ける
方程式を解いていくような理詰めの説明、説得は聞いているほうが窮屈になってきて集中力が切れる
時々、声のトーンを急に大きくする
政治家がよく使う手
言葉に詰まったか、話すことを忘れてしまったのか?と聞く側を心配にさせるような間を入れる
壇上の話し手が黙ってしまうと、雑談はしづらい

締め
既にここまで、しーんとして聞いてもらったわけだから、どんな締めでもよい。その感謝を述べるとよい
せっかくのいいスピーチには「気の利いたオチ」「サプライズ」「爆笑」が相応しい

結婚式のスピーチ
スピーカー 話し手の基本

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