NPB 巨人戦を賑やかにする審判とその評価。
- 2005年 4月1日
- 西本二塁塁審〜9回表ラロッカの飛球を本塁打と判定。最も近くヨコの角度から見ていた高橋由伸の猛抗議を受けた。39歳で衰えたと言われぬよう走りこむとよいだろう。
- 2005年 4月2日
- 有隅球審〜同点においつく二岡本塁生還をアウトと判定。翌日スポーツ紙に写真入りで誤審と取り上げられた。二岡がどちらに滑るかわからないので「立ち位置が悪い」「勉強が足りない」という批判は的外れ。視力回復センターに通うとよいだろう。
- 2005年 4月5日
- 森球審〜ストライク・アウトの判定に抗議したローズを退場にした後、興奮してローズの顔の前に人差し指をつきたてて詰め寄る。サッカーの審判は試合を落ち着かせようとコントロールする。彼はまず自分のコントロールを覚えるとよいだろう。その次の小久保にはストライクをボールと判定して「お返し」してみせた。
- 2005年 5月1日
- 敷田球審〜2回1アウト3塁、タッチアップした広島前田は阿部にブロックされ本塁ベースに足が触れなかったが、セーフと判定。翌日報知新聞に写真解説付きで掲載された。必死に走った前田に心を打たれたのか。
- 2005年 5月14日
- 小林球審〜野間口が投じた5回2アウト2ストライクからのストライクをボールとコール。野間口阿部共に抗議せず。その後、野間口が投じた同じコースのストレート、カーブはストライクと判定した。野間口はリズムを崩しこの回に4失点。同点に追いつかれプロ初のKO降板となった。
「審判は神聖ではない。審判は人間である。人間はミスをしても責められない。だから私は誤審した審判を責めない。審判がしてはならないのは、一度犯したミスをどこかで埋め合わせしようとする精神である。埋め合わせようとすると、ミスで一回目の過ちを犯し、埋め合わせで二回目の過ちを犯してしまう。私は一回の過ちは許すが、二回の過ちは認めない」
正力松太郎のことば 「マウンドの心理学」江川卓 より
「ジャッジに不平を言うのは、たいがい負けた方の人たちだ。審判は常にベストを尽くしている」
2005年4月、リーガ・エスパニョーラ FCバルセロナ監督フランク・ライカールト