しらべるプロ野球用語事典

判定に不服な人たち

最終更新 2006/6/30
判定への対応に人格が現れる

判定に異を唱えるのは常に敗者
フランク・ライカールトCL2004−05ベスト16でチェルシーに敗れた後の談話。
勝者ではなく敗者の言葉だけに美しい。

2002年
6月、W杯準々決勝
スペインは副審に2点を取り消された末敗れた。スペインの監督、選手が抗議のコメントを並べたが、プジョルFCバルセロナ)は「微妙な場面で正確な判定は難しい。審判はW杯レベルだったと確信している」と自重したコメントを残した。その審判は誤審を認め後日辞任している。
2005年
2月、CLベスト16 FCバルセロナ−チェルシー
ホセ・モウリーニョ 1点リードして迎えた後半にFWドログバがレッドカードで退場になった理由について 「ハーフタイムにライカールトが審判と密談しているのを見た」
この発言により審判はファンから脅迫を受け、それを苦にして引退。モウリーニョは次戦ベンチ入りを禁止された。
2006年
3月7日、CLベスト16 FCバルセロナ−チェルシー
ホセ・モウリーニョ「初戦の(メッシへのファウルによる(デルオルノの)退場ですべて決まってしまった。我々は11人対11人では負けていない」
第2戦、チェルシーは誤審のPKで1点をもらっている。その1点がなければ 0−1で負けていたことにはモウリーニョ触れなかった。
4月21日、 NPB 巨人阪神
李のサヨナラ本塁打で敗戦後、阪神 岡田監督が審判室で「ぜんぜんストライクやないか。三振やろ!アカンわ、井野やろ。せっかくええ試合しとるのに、こんなことしとったらファンが離れるで!」
本塁打の直前の球がストライクだったと抗議した。スローVTRで見ると捕手矢野がミットを動かした後はストライクだが、捕球した位置はどちらともコールできるもの。
4月26日、CL準決勝 FCバルセロナACミラン
ガッリアーニ「シェフチェンコのゴールを取り消したのは決定的なミスだった。メルク主審に関しては、いろいろと気になる点があった。ロスタイムはたった3分だったし、その20秒前に笛を吹いた。バルセロナが優れていることは分かっていたが、実際に2試合の結果を決めたのはミスジャッジだった」
5月17日、CL決勝 FCバルセロナ−アーセナル
アーセン・ベンゲルエトーの1点めは明らかなオフサイドだったが、認められてしまった」
アンリも同様にコメント。この二人にバルセロナの勝利を賞賛する言葉は無かった。
W杯スペイン対フランス 勝ち越し点を与えるきっかけとなったファウルについてプジョルは「相手(アンリ)は後ろから来て衝突した。向こうのファウルだ」と言ったが「後半のフランスのプレッシャーは強く、今までの対戦ではなかった苦しさを味わった。相手は予想以上の強さで、後半は自分たちのプレーができなかった」と賛辞も忘れなかった。

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Copyright しらべる  初出2006年4月