■弓道ではもっとも厄介で治りにくい癖
■よく的に中り、好調な人に起こる
■中ることだけにこだわり、弓術の心を一切学ばなかった人に起こる
■実力を過信して、身分不相応な弓力の弓を使うことで起こりやすい
■初めのうちは会が浅くなっていく。そこで気付いて手を打てばよいが、中りは出ているため気付かない
そのうちに状態が悪化していく。最悪の場合、大三から少し引き分けたあたりで、耐えきれず弦を離してしまう
■早気の直し方
弓道技術書で早気の治し方を扱った本はなかったが、2007年12月初刷の「技を極める弓道」高柳憲昭 ベースボール・マガジン社 では、初めて早気について直し方を取り上げている
◆素引きを繰り返すだけでは早気は治らない。素引きや巻藁練習では長い会が保てていても、的に向かった時にはぶり返してしまう
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