NPBパリーグとセリーグの代表が対戦するカップ戦
2003年当時の名称をそのまま使用しているが、日本一を決める大会ではない
■奇数年 2013年は、パリーグの本拠地で開幕
■偶数年 2014年は、セリーグの本拠地で開幕
■2003年まではパ・セ2リーグそれぞれのリーグ戦勝者の対戦だったため、日本シリーズ勝利の価値は各リーグ優勝の上位に位置づけられた
■2004年以降、パリーグのプレーオフが始まり、その価値が曖昧になった。パリーグの「興業さえ成功すればそれでよい」というご都合主義を、セリーグは容認した
■2007年からはセリーグもそのご都合主義に相乗りした
パ・セ両リーグ共に優勝チーム以外が出場する可能性がある2007年以降の日本シリーズには、かつての権威はなく、カップ戦に過ぎない
■2003年まで
NPBナンバー1(日本一)チームを決める野球大会として、パリーグ優勝球団とセリーグ優勝球団が対戦していた
↓
■2004年〜2006年
セリーグ優勝チーム対パリーグのプレーオフ勝利チーム
↓
■2007年以降
クライマックス・パの勝利チーム対クライマックス・セの勝利チーム →クライマックスシリーズ
【日本シリーズの歴史】
- 1950年
- 日本プロ野球がセリーグ8球団、パリーグ6球団に分割
11月、第1回開催 パリーグ毎日オリオンズ4−2セリーグ松竹ロビンス
松竹は後に大洋と合併。
セリーグは一貫して年間勝率一位球団が日本シリーズに進むルールだが、パリーグは1973年から2シーズン制を敷き、プレーオフの勝者を優勝チームとして日本シリーズに出場させた時期があった
- 2004年
- パリーグはプレーオフ勝者が日本シリーズに出場するというルールに変わる
パリーグ2位西武 対 セリーグ優勝中日が対戦。リーグ戦2位の西武が勝った
- 2005年
- パリーグ2位ロッテ 対 セリーグ優勝阪神が対戦。リーグ戦2位のロッテが勝った
- 2006年
- パリーグ優勝日本ハム 対 セリーグ優勝中日が対戦。日本ハムが勝った
- 2007年
- セリーグも日本シリーズの予選を始める
両リーグで同じ競技方式のクライマックスシリーズを実施。その勝者が対戦する大会に替わる
パリーグ優勝日本ハム 対 セリーグ2位中日が対戦。リーグ戦2位の中日が勝った。メディアは讀賣新聞を含めて、勝者を「日本一」と表現した
- 2008年
- セリーグ、パリーグともに優勝チーム(巨人−西武)が出場
- 2009年
- パリーグ、セリーグともに優勝チーム<日本ハム−巨人>が出場
- 2010
- パリーグ3位ロッテとセリーグ優勝チーム中日が対戦。ロッテが「下克上」日本一
- 2011
- パリーグ、セリーグ共に優勝チーム(ソフトバンク−中日)が出場
- 2012
- パリーグ、セリーグ共に優勝チーム(日本ハム−巨人)が出場
- 2013
- パリーグ、セリーグ共に優勝チーム(楽天−巨人)が出場
- 2014
- パリーグ優勝ソフトバンク、セリーグ2位阪神が出場。首位に5ゲーム以上の差を付けられたチーム(阪神は優勝した巨人と7ゲーム差の2位)の日本シリーズ出場は史上初
■最多優勝チーム(2003年までの日本一を決める大会)
巨人20回
■最多優勝チーム<2004年からのカップ戦>
西武 ロッテ 巨人 2回
日本ハム 中日 ソフトバンク 楽天 1回
2013年終了時点10回開催。リーグ優勝チームが勝ったのは 6度。2位チームが3度、3位チームが1度勝っている
クライマックスシリーズ
アジアシリーズ