日本プロ野球再編

最終更新 2005/5/4
2004年、近鉄とオリックスの合併交渉に端を発した球界再編の顛末。宮内という、論理が稚拙かつ破たんしたオーナーが起こした騒ぎ

【時系列の記録】

2004年
6月13日、近鉄球団が記者会見。オリックスとの合併交渉を進めていることを公表。
6月13日、巨人渡辺オーナー「野球協約の解釈、必要あれば改正を含めてまとめていただきたい」とコメント。
6月17日、パリーグ緊急理事会、合併を承認。本拠地を大阪、神戸2箇所とする特例案を支持。これを伝え聞いた阪神久万オーナーは「断固反対」とコメント。
6月29日、ライブドアが近鉄買収を表明。翌日近鉄は「断った」と発表。
7月4日、ダイエー中内オーナーが合併の可能性を示唆する発言をしたとして報知新聞が「ダイエー+ロッテ合併」の可能性を報道。
その後、ロッテ+ヤクルト、ロッテ+横浜の合併の可能性をスポーツ紙が報道する。
近鉄の山口昌紀社長が、合併反対の署名活動に加わった近鉄選手について「プロテクトされへんよ」と発言。
7月7日、オーナー会議後、西武 堤義明オーナーが西武、ダイエー、ロッテ、日本ハム4球団間で合併協議がおこなわれていると発言。2005年から1リーグ制移行の希望を述べた。
7月8日発売の週刊文春7月15日号で近鉄の山口昌紀社長が「古田はそんなに偉いのか」「あんな男(清原)に何億も払っているということこそ糾弾せな」と語る。後に球団が謝罪。
7月〜8月、パリーグは1リーグ移行を主張、セリーグ5球団は2リーグ維持という対立がつづく。
9月2日、巨人渡辺前オーナーが巨人のパリーグ移籍を示唆。それでもセリーグ5球団は「2リーグ」を主張するのか、痛烈な皮肉になった。
9月6日、選手会が条件付でスト実施を決定。11日以降、9月中の毎週土日の試合を欠場するとNPBに通告。
9月8日、オーナー会議。オリックス・近鉄の合併承認。来期11球団2リーグを確認。
9月17日、日本プロ野球選手会とNPBの交渉が決裂。スト突入が決まる。
9月18日〜19日、プロ野球史上初のストライキによる試合中止。
9月30日、四国リーグ構想発表
パ・セ両リーグ会長は日程的に難しいとしてスト中止試合の再試合を行わないことを決めた。これは「悪いのは選手だから、ペナントレースがいびつになっても僕らのせいじゃないもんね」という権力者の発想。ファンを無視している。
再試合なしと決定した瞬間、パリーグはダイエーが2位に5差をつける一歩手前の4.5差でのシーズン1位が決定。後のプレーオフに禍根を残した。
11月2日、楽天ライブドアを比較考量した結果、楽天イーグルスのパリーグ加盟が承認される。連日ライブドアと楽天が繰り広げた、監督・スタッフ発表合戦は狡猾な大人丸出しで大変見苦しかった。
これで、2005年シーズンの12球団2リーグ制が確定。
この一連のどさくさの末、セ、パ交流試合が決まった。

大手銀行再編
玩具業界再編
航空会社再編

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