プロ野球用語

最終更新 2012/6/30

抑え投手【おさえとうしゅ】
セーブが記録される場面で投げることを任された投手
押さえ投手ではない。英語ではcloser。
押し出し【おしだし】
満塁の時、四死球で点が入ること
打者には"打って"はいないが打点が記録される。
勝ち投手【かちとうしゅ】
もっとも勝利に貢献した投手に与えられる記録
"先発投手は5回を投球完了した時点でチームがリードしていて、一度も同点にされることなく試合が勝利となった場合"など、いくつかの基準により公式記録員が試合終了直後に発表する。
犠打【ぎだ】
打者がアウトになってランナーを進めること
犠牲バントと犠牲フライがある。
ゲッツー【get two】
1度に2つのアウトを取ること。ダブルプレー
1度に3つのアウトを取るトリプルプレーはゲッスリーとは言わない。
故意落球【こいらっきゅう】
野手がわざと飛球を落球して、併殺を狙うこと
飛球が上がるとランナーは離塁を自重する。それをみて落球すれば併殺を取ることができる。真義にもとる行為として禁止されている。故意かどうかの判断は審判がおこなう。
五割【ごわり】
チームの勝ち数と負け数が同じこと
スクイズ
本盗を試みた3塁走者を得点させるために、バントで打球を転がすこと
野球は投球が捕手に到達する時間+捕手が各塁へ送球する時間と、走者が塁間を走る速さがほぼ同等に設計されている。本盗は捕手の投球時間がないため成功の確率が低い。だが打球が転がる時間を加えることにより、本塁到達をセーフにすることができる。
セーブ
リードしている試合の7回以降に登板して、リードしたまま試合終了にもちこむこと
勝ち試合の9回1イニングのみに登板する場合、セーブがつくのは3点リードまで。リードが4点あるとセーブが記録されない。
打撃妨害【だげきぼうがい】
打者が振ったバットに捕手のミットが当たること。打者に一塁が与えられる
押し出しとなった場合、打者には打点が記録される。インターフェアということもある。
打数【だすう】
打席数から犠打・四死球を除く打撃機会数
ラジオの実況アナウンサーはact bat という。
打席【だせき】
打席に入った機会
タッチアップ
野手が打球をノーバウンドで捕球した後、離塁して進塁すること
内野フライでは次の塁でアウトになる確率が高いので、外野フライの場合に試みるのが一般的。
打点【だてん】
自分の打席の結果により入った得点
安打、四死球、犠打により点が入ると打点がつく。
得点【とくてん】
ホームベースを踏むこと
打席でよろけてホームベースを踏んでも得点にはならない。
内野安打【ないやあんだ】
内野に飛んだゴロが安打になること
野球は打球が内野手に到達する時間+野手の投球が一塁手に到達する時間が、打者が一塁に到達する時間より少し短くなるよう設計されている。ところが足が速い打者が速度の遅い打球を打った場合、その長短が逆になり安打となる。
振り逃げ【ふりにげ】
空振り三振した打者が一塁に走りセーフになること
捕手がボールを後逸した場合に起こる。
マルチヒット
1試合に2安打以上を記録すること。MLB用語
MLBは2本でも褒めてくれる。NPBでは顕彰されるのは3安打より。
猛打賞【もうだしょう】
1試合で3本めの安打を記録した際にもらえる賞品
3安打したという事実も猛打賞と言うことが多い。固め打ちとも言う。
A〜Z
0〜9

プロ野球独特用語


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