Paralympic 障がい者が出場する「もう一つのオリンピック」
身体障がい者のオリンピック。オリンピックの開催国でオリンピック閉幕後に開幕する
語源
■開始〜1960年:パラプレジア(下半身麻痺)とオリンピックを合わせた造語
■1964年以降:パラレル(平行)とオリンピックを合わせた造語
概要
■シンボルマーク:スリーアギトス
■夏季五輪、冬季五輪と同一開催地で開催されている
【パラリンピックの歴史】
- 1948年
- 英国のストーク・マンデビル病院でルートヴィヒ・グットマンがアーチェリー大会を開催
- 1960年
- ローマ五輪後、ローマで「国際ストーク・マンデビル大会」開催 車いす使用者400人(23カ国)が参加
- *この大会が第1回パラリンピックと位置づけられている
- 1964年
- 東京五輪後東京で第2回開催。車いす使用者以外のその他の障がい者も参加。この大会で初めて「パラリンピック」という愛称が使われた
- 1985年
- パラリンピックが正式名称となった
- 1988年
- ソウル五輪 五輪組織委員会がパラリンピック運営を始めた
これ以降五輪と同一開催地で行われている
- 2000年
- 五輪開催地は五輪後にパラリンピックを行うことが規定された
- シドニー五輪 優勝したスペインのバスケットボールチームに健常者がいたことがわかり、2004年アテネ五輪から知的障がい者が参加できなくなった
- 2012年
- ロンドン五輪2012 再び知的障がい者が参加するようになった
- 2016年
- 走り幅跳びで健常者と同レベルの記録を持つマルクス・レームはリオ五輪への出場を自ら断念し、パラリンピックに参加
- 2021年
- 東京で2度目のパラリンピック開催
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