東京2020の大会運営に携わる「大会ボランティア」(field cast)についてまとめる
→Field Cast支給品一覧
概要
■募集人員:8万人
ロンドン五輪2012は7万人。過去最多は2008年第29回夏季五輪の7.5万人
■活動数:7万人
コロナ禍で1万人が辞退
【時系列の記録】
- 2013年9月
- 東京2020開催決定 →東京2020年招致活動
- 2014年
- スポーツボランティアの実態調査が行われる
- 2018年9月18日
- ボランティアに活動1日あたりプリペイドカード1,000円を渡すことを東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が決めた
- 2018年9月26日
- 大会ボランティア募集開始「ボランティア・ジャーニー」の始まり
- 2018年11月21日
- 応募者が定員の8万人を超えた(81,035人)そのうち44%が外国籍
- 2018年12月21日
- 大会ボランティア募集終了 応募者204,680人(2.59倍)
- 男女比:男性 36%、女性 64%
- 国籍:日本国籍 64%、日本国籍以外 36%
- 活動希望日数:10日未満 2%、10日 37%、11〜19日 33%、20〜29日 12%、30日以上 16%
- 2019年1月21日
- マッチングした応募者にオリエンテーションの予約案内が届き始める
- 2019年1月23日
- テストイベントの名称「READY STEADY TOKYO」公表
- 2019年1月28日
- 大会スタッフ・ボランティア名称「Field Cast」公表
- 2019年2月9日
- Field Castのオリエンテーションが始まる
- 2019年7月19日
- ユニフォーム・デザイン発表
- 2019年7月29日0時
- ユニフォームサイズ登録変更期限
- 2019年10月
- 「共通研修」始まる
- 2020年3月
- 「役割」「会場」オファーメール届く
- 2020年3月24日
- 延期決定
- →東京2020延期を巡る記録
- 3月
- 「役割」「会場」オファーは延期大会でも維持と連絡
- 2021年7月23日〜9月5日
- 東京2020開催
応募できる人とは?
■五輪前の「研修会」「準備会」にすべて参加できる
■五輪、パラリンピックの期間、10日以上活動できる
■応募年齢制限は18歳以上(過去の五輪と同じ)
*2020年7月に満18歳になっているのは、2002年7月以前生まれ
8万人絞り込み時の内訳
■国籍:日本88% 外国籍12%(約120の国と地域)
■男性39% 女性61%
■10代17% 20代16% 30代12% 40代19% 50代22% 60代12%
◆ロンドン五輪2012は7万人の募集に対して21万人が応募。日本の場合、東京マラソンに「1万円を払って42km走りたい」人が30万人いる。「応募したい」人は5倍いると推察する。ただし長期間の拘束に対応できる人は高齢者、大学生と一部の就労者。結果的には3倍程度の倍率と推定する。〜2014年12月記〜
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