結婚式のビデオ撮影

最終更新 2004/12/19
新郎新婦から結婚式のビデオ撮影を頼まれたら・・

 事前準備
バッテリー、予備バッテリー
 スタミナバッテリーを1個だけしか持っていない場合、知人で同機種を持っている人がいたら借りておく。充電器は持参して二次会までのインターバルなどを使って充電する
メディア(DVテープ、DVD)
 メディアはいつも使っているメーカーのモノを自分で買う。違うメーカーのメディアは機械と相性が悪いことがある
三脚
 業者ビデオが入らない場合は、披露宴の進行を撮影する必要があるので三脚が必須
カメラの撮影テスト
 当日使うカメラ、バッテリー、メディアの組み合わせで実際に撮影。撮影してみて画像のびりつき、音声の途切れがないかを2週間前にチェック。おかしな点を発見したら即修理

 技術的な考慮
光量を考える
 暗くなった室内では被写体にかなり寄らないと「真っ暗映像」になる
会話が切れたあと3秒以上回す
 あとで編集をする場合、会話が切れたところからカメラをホールドして3秒撮る。これが編集時のマージン(安全な余白)となる

 配慮
撮ってはいけない
 着付け場所が媒酌人と同じことがある。媒酌人を撮ったり、媒酌人を急がせたりしないように
一声かける
 親族控え室に入って撮る時は、
 「新郎の○○さんから頼まれました□□です。ご歓談のところをちょっと撮らせていただきます。自然に、自然に(笑)」と挨拶してから
酒は極力呑まない
 ビデオ係りが呑みまくっていると、それを見た新郎新婦が不安になる
 かといって「ビデオ係りだから呑めないんです」と次々に酌を断らない。酌は受けて軽く口をつけて杯を置くのが礼儀
新郎や新婦に密かに思いを寄せる人の表情を意味深に追わない。あとで家庭で見れなくなる

 絵作り
極力外に出る
 業者ビデオが撮らないのは、会場の外
かぶらない
 業者ビデオが入っている場合、他にも撮影者がいる場合は、それとかぶる絵は撮らない
業者ビデオの逆方向から撮る
 式場への入場シーンでは、業者ビデオが会場の中から撮っているので、会場の外から新郎新婦の後姿を狙う
会話を追うときは、フレームを大きく取って両者をいれて固定。カメラを振らない
高倍率ズームは使わない
 光量不足となるうえ、画面がぶれて見るに絶えない。業者ビデオがそういう絵作りをするので、そちらに任せる

結婚式のスピーチ
卒業式の撮影

2005年から毎日1話ブログ「しらべるが行く」

初出2004年12月  Copyrightしらべる 今日の更新