バルサ対チェルシー デコとホセ・モウリーニョの戦い
- 2003-04
- モウリーニョ監督、10番をつけるMFデコがいたFCポルトがCL制覇
シーズンオフ、モウリーニョはチェルシーへ。デコはチェルシーと交渉したが、FCバルセロナに移籍。ここで師弟は袂を分けた。
- 2004-05
- CLベスト16で対戦
第1戦 カンプノウ
戦前、ダフ故障 代役はグジョンセンとマスコミに情報が流れたが先発はダフ。ベレッチのオウンゴールでチェルシー先制。
ハーフタイム、モウリーニョはライカールトが主審アンデルス・フリスクに話しかけるところを目撃。ライカールトはただの挨拶と説明したが、モウリーニョは敗戦の一因に挙げる。後にフリスクはファンの脅迫に遭い審判を引退。
後半、ドログバが一発レッドカードで退場。マキシ・ロペスの同点ゴール、エトーの決勝ゴールでバルサが2−1で先勝。
第2戦 スタンフォード バルサユニ:2004-05サード
ドログバは出場停止で代役はケズマン。グジョンセンが先制ゴール。ランパード、ダフがつづき前半19分で3−0。
27分ピエルルイジ・コリーナがパウロ・フェレイラ(ポルトガル代表)のハンドを取り、ロナウジーニョがPKを決め3−1。38分、ロナウジーニョが一人時間差ステップシュートを決めて3−2。この時点で2戦通算4−4、アウェイゴール数でバルサがリード。
後半、ダフのCKからチェルシーが決勝点。このプレーでリカルド・カルバーリョ(ポルトガル代表)のGKチャージがあったとバルサが抗議するが認められず。
2戦合計5−4でチェルシーがベスト8に進んだが、チェルシーはリバプールに敗れた。
- 2005-06
- CLベスト16で対戦(2年連続)
第1戦 スタンフォード バルサユニ:2005-06セカンド
バルサのパスを封じるため、ピッチはまるでジャガイモ畑のよう。
メッシへ危険なタックルを繰り返したデルオルノが一発レッドカードで退場。モッタのオウンゴールでチェルシー先制。セットプレーからわずかにボールに頭が触れたテリーのオウンゴールで1−1。チェルシーCKのカウンターからエトーが決勝点。バルサがアウェイで2−1の勝利、優位に立つ。
第2戦 カンプノウ バルサユニ:2005-06 1st
メッシが足を負傷して途中交代。ロナウジーニョの強烈なドリブル突破でバルサが先制。後半終了間際、主審が誤審のPKを与えチェルシーが追いつく。
1−1で引き分け。2戦合計3−2でバルサがベスト8に進出。最終的にFCバルセロナはCL頂点にたどり着いた。
ここ2シーズンCLで4試合対戦、バルサの2勝1分1敗。うち2試合でチェルシーに退場者が出て、それ以外の2試合ではPK判定があった。モウリーニョ率いるチェルシーのチーム性格は「勝つために、やることをやる」 これには意図的なファウルが含まれる。そのため、2006-07の対戦も穏やかには済まないだろう。(2006年5月記)
- 2006-07
- 8月、グループリーグ抽選でA組にFCバルセロナ、チェルシーがはいる。
10月17日、CLグループリーグ第3節 スタンフォード
ドログバのゴールで1−0でチェルシーが先勝。
10月31日、CLグループリーグ第4節 カンプノウ
前日会見でモウリーニョは、審判がバルサ寄りであると揶揄する発言を繰り返す。審判が過敏に反応しバルサに不利な判定が続出。92分ドログバの同点ゴールで2−2。試合直後フランク・ライカールトが審判に詰め寄った。
デコログ
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